“於是乎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ここにおいてか50.0%
こゝにおいてか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
於是乎ここにおいてか千六百十一年、彼等ハ相図リテ移住ノ儀ヲ定メ、永ク英人タルヲ得、且ツ基督キリスト教団ノ基礎ヲ据ヱ得ル処ヲ求メタリケルニ、あめりかハまことニ能ク此等ノ目的ニフモノナリキ。
然らずんば奸臣てうに満ち、乾綱けんかうひもを解き、内憂外患こも/″\至り、かの衰亡の幕府とえらぶなきに至らむ。於是乎こゝにおいてか、憂国之士、奮然蹶起けつきして、奸邪を芟夷さんいし、孑遺げつゐなきを期すべし。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)