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もやい
ふりがな文庫
“もやい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
繋綱
52.4%
纜
14.3%
舫
9.5%
舫綱
9.5%
繋縄
4.8%
共同
4.8%
纜綱
4.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
繋綱
(逆引き)
疲れて居るが十八人力もある山三郎、力に任して船の
舳
(
みよし
)
を取りまして、ずる/\と砂原の処へ引揚げて、松の
根形
(
ねがた
)
へすっぱりと
繋綱
(
もやい
)
を取りまして
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
もやい(繋綱)の例文をもっと
(11作品)
見る
纜
(逆引き)
争い合った動揺で、
纜
(
もやい
)
の綱が解けたのでしょう、舟は知らぬ間に
砂利場
(
じゃりば
)
の岸を離れて、鳥越川の川口から満々たる大川の中流に押し出されて、
下
(
しも
)
へ下へと流されていつつあるのでした。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もやい(纜)の例文をもっと
(3作品)
見る
舫
(逆引き)
船は
舫
(
もやい
)
を解きます。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
もやい(舫)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
舫綱
(逆引き)
少年はスナイプ型のヨットに乗り、その
舫綱
(
もやい
)
を解きながら、少女に声をかけた。
朝のヨット
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
もやい(舫綱)の例文をもっと
(2作品)
見る
繋縄
(逆引き)
と是から船に乗ると、百姓が
繋縄
(
もやい
)
を
解
(
ほど
)
いて
棹
(
さお
)
を揚げて、
上手
(
うわて
)
の方へ押出し、
艪杭
(
ろぐい
)
を
沾
(
しめ
)
してだん/\と漕ぎ初めたが、田舎の渡船ぐらい気の永いものは有りません。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
流石
(
さすが
)
の仙太郎も驚き慌てゝ船の中へ飛込み、
繋縄
(
もやい
)
を解いて是から無闇に船を漕いだが、
後
(
あと
)
から
追掛
(
おっか
)
けて来るような心持で川中へ漕出すが、上潮
始
(
はじめ
)
で楽ゆえ段々
漕上
(
こぎのぼ
)
って
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
もやい(繋縄)の例文をもっと
(1作品)
見る
共同
(逆引き)
ただ大きな緑色のドラゼダームのショールを取ったと思うと(うちには皆で
共同
(
もやい
)
に使うショールがあったのでがす、ドラゼダームのがね)
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
もやい(共同)の例文をもっと
(1作品)
見る
纜綱
(逆引き)
「
纜綱
(
もやい
)
が切れたあ」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
もやい(纜綱)の例文をもっと
(1作品)
見る
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