“繋縄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つなぎ50.0%
もやい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昴宿ぼうしゅく鏈索くさりを結ぶや、参宿しんしゅく繋縄つなぎを解くや、汝十二宮をその時に従いて引き出だすや、また北斗とその子星こぼしを導くや。(改訳)
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
また「参宿の繋縄つなぎを解くや」は参宿の各星の繋ぎを解きつつあるは神にして、人間のし得る処にあらずとの意である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
と是から船に乗ると、百姓が繋縄もやいほどいてさおを揚げて、上手うわての方へ押出し、艪杭ろぐいしめしてだん/\と漕ぎ初めたが、田舎の渡船ぐらい気の永いものは有りません。
流石さすがの仙太郎も驚き慌てゝ船の中へ飛込み、繋縄もやいを解いて是から無闇に船を漕いだが、あとから追掛おっかけて来るような心持で川中へ漕出すが、上潮はじめで楽ゆえ段々漕上こぎのぼって