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繋縄
ふりがな文庫
“繋縄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つなぎ
50.0%
もやい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つなぎ
(逆引き)
汝
昴宿
(
ぼうしゅく
)
の
鏈索
(
くさり
)
を結ぶや、
参宿
(
しんしゅく
)
の
繋縄
(
つなぎ
)
を解くや、汝十二宮をその時に従いて引き出だすや、また北斗とその
子星
(
こぼし
)
を導くや。(改訳)
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
また「参宿の
繋縄
(
つなぎ
)
を解くや」は参宿の各星の繋ぎを解きつつあるは神にして、人間の
為
(
な
)
し得る処にあらずとの意である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
繋縄(つなぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
もやい
(逆引き)
と是から船に乗ると、百姓が
繋縄
(
もやい
)
を
解
(
ほど
)
いて
棹
(
さお
)
を揚げて、
上手
(
うわて
)
の方へ押出し、
艪杭
(
ろぐい
)
を
沾
(
しめ
)
してだん/\と漕ぎ初めたが、田舎の渡船ぐらい気の永いものは有りません。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
流石
(
さすが
)
の仙太郎も驚き慌てゝ船の中へ飛込み、
繋縄
(
もやい
)
を解いて是から無闇に船を漕いだが、
後
(
あと
)
から
追掛
(
おっか
)
けて来るような心持で川中へ漕出すが、上潮
始
(
はじめ
)
で楽ゆえ段々
漕上
(
こぎのぼ
)
って
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
繋縄(もやい)の例文をもっと
(1作品)
見る
繋
漢検準1級
部首:⽷
17画
縄
常用漢字
小4
部首:⽷
15画
“繋”で始まる語句
繋
繋留
繋綱
繋縛
繋累
繋合
繋船
繋索
繋獄
繋泊
“繋縄”のふりがなが多い著者
内村鑑三
三遊亭円朝