“繋泊”の読み方と例文
読み方割合
けいはく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は嘉永六年癸丑きちゅう、米国軍艦が、江戸近海に繋泊けいはくするに際しては、もとより主戦論者にてありき。彼れ曰く、「理宜して天下の大義を伸べて、逆夷の罪を征討すべし」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
かくの如き船を備え置き要港に隠伏し、夜陰に乗じ先ず二十そうばかり乗出し、夷船の繋泊けいはくする所の三、四町内まで乗附け〔如何にして乗附け得べき〕、大砲を連発すべし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)