“もやいづな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舫索40.0%
繋綱20.0%
纜綱20.0%
舫綱20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、飛行島へつないでいた太い舫索もやいづなが解かれた。
浮かぶ飛行島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ふなばたに立っていた生不動は彼の姿を見ると気が済んだ様子で、すぐ繋綱もやいづなを解いてさおを突かせた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
纜綱もやいづなを切らした古船は、源女を乗せたまま流れて行く。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
芳流閣の屋根から信乃と現八とが組打して小舟の中に転がり落ち、はずみに舫綱もやいづなが切れて行徳ぎょうとくへ流れるというについて、滸我こが即ち古賀からは行徳へ流れて来ないという説がある。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)