“行徳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうとく70.0%
ぎやうとく25.0%
ぎょうとこ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つい行徳ぎょうとくへ流れついたことを話して、その犬士の流されたところもここらであろうかなどと話しているうち、船は向うの岸へ着いた。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
そも平生つね七二行徳ぎやうとくのかしこかりしは、仏につかふる事に志誠まごころを尽せしなれば、其の童児わらは七三やしなはざらましかば、七四あはれよき法師なるべきものを。
(私の梗概がその以下に及ばないのはこの理由からである。)『八犬伝』の本道は大塚から市川いちかわ行徳ぎょうとこ荒芽山あらめやまと迂廻して穂北ほきたへ達する一線である。その中心点が大塚と行徳と荒芽山である。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)