“藍色”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あいいろ84.1%
あゐいろ13.0%
らんしょく2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“藍色”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史60.0%
芸術・美術 > 絵画 > 日本画3.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そうしてまたみんな申し合わせたように眉毛まゆげをきれいにり落としてそのあとに藍色あいいろの影がただよっていた。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
聞き兼ねた様子で、店先へ顔を出したのは、藍色あいいろあわせを着た、紫陽花あじさいのような感じのするお新でした。
藍色あゐいろの柳の枝垂しだれた下にやはり藍色の人が一人ひとり莫迦ばかに長い釣竿つりざをを伸ばしてゐる。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
聞き兼ねた樣子で、店先へ顏を出したのは、藍色あゐいろの袷を着た、紫陽花あぢさゐのやうな感じのするお新でした。
現代人の好んで用ゆる煉瓦の赤色あかいろと松杉の如き植物の濃く強き緑色りょくしょくと、光線の烈しき日本固有の藍色らんしょくの空とは何たる永遠の不調和であろう。
富士三十六景中快晴の富士と電光の富士とがその一は藍色らんしょくの光線に染められ、その一は全く異りたる赤色となれるが如き、彼らはこれを以ておよそ物の陰影は黒く暗く見ゆるものにあらずかへつててらされし物体と同様の色彩のやや柔げられたるものならざるべからずとなしたるその新理論に適合するものとなしたり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)