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岨道
ふりがな文庫
“岨道”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そばみち
85.7%
そわみち
7.1%
そはみち
3.6%
ほそみち
3.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そばみち
(逆引き)
わざと往き来の淋しい
崎嶇
(
きく
)
たる
岨道
(
そばみち
)
を、
八瀬
(
やせ
)
の方へ辿って行った千手丸の後姿が、夜な/\彼の夢の中で、小さく/\遠くへ消えた。
二人の稚児
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
岨道(そばみち)の例文をもっと
(24作品)
見る
そわみち
(逆引き)
また山を越えると、踏まえた石が一つ
揺
(
ゆる
)
げば、
千尋
(
ちひろ
)
の谷底に落ちるような、あぶない
岨道
(
そわみち
)
もある。西国へ往くまでには、どれほどの難所があるか知れない。それとは違って、船路は安全なものである。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
岨道(そわみち)の例文をもっと
(2作品)
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そはみち
(逆引き)
丁度そこへグレシア人の息子が、葡萄畠の上の
岨道
(
そはみち
)
を踏みはづした真似をして、娘の足元に倒れるやうに、落ちて来た。
センツアマニ
(新字旧仮名)
/
マクシム・ゴーリキー
(著)
岨道(そはみち)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ほそみち
(逆引き)
はるかの
岨道
(
ほそみち
)
を乞食
体
(
てい
)
の
盲目
(
めくら
)
の男と
手引
(
てびき
)
女が行くのが見えた。自動車は追い迫った。
黒白ストーリー
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
岨道(ほそみち)の例文をもっと
(1作品)
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“岨道”の意味
《名詞》
岨道(そわみち、そばみち)
(「岨」は石や岩が重なり険しい様子を表す)石や岩が堆積して険しい道のり。
(出典:Wiktionary)
岨
漢検準1級
部首:⼭
8画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“岨”で始まる語句
岨
岨路
岨伝
岨畑
岨立
岨谷
検索の候補
山岨道
岐岨古道記
“岨道”のふりがなが多い著者
杉山萠円
小島烏水
泉鏡太郎
高浜虚子
泉鏡花
国枝史郎
谷崎潤一郎
夢野久作
幸田露伴
夏目漱石