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手引
ふりがな文庫
“手引”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てびき
76.9%
てび
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てびき
(逆引き)
剖刀外科には
手引
(
てびき
)
がない、手心がわからぬ、道具がない、手が廻らぬ、どうの候のと言うて、この久しい間、うまいこと逃げ居ったわ。
玉取物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
然
(
さ
)
らば、然らば、を双方で言つて
終
(
しま
)
つたから、論は無い、後は
斫合
(
きりあ
)
ひだ。
揉合
(
もみあ
)
ひ押合つた末は、玄明の
手引
(
てびき
)
があるので将門の方が利を得た。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
手引(てびき)の例文をもっと
(10作品)
見る
てび
(逆引き)
俺
(
わし
)
はこちらでまだ
三浦
(
みうら
)
の
殿様
(
とのさま
)
に一
度
(
ど
)
もお
目
(
め
)
にかかりませぬが、
今日
(
きょう
)
は
姫
(
ひい
)
さまのお
手引
(
てび
)
きで、
早速
(
さっそく
)
日頃
(
ひごろ
)
の
望
(
のぞみ
)
を
協
(
かな
)
えさせて
戴
(
いただ
)
く
訳
(
わけ
)
にはまいりますまいか。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ユリの花は
著
(
いちじる
)
しい
虫媒花
(
ちゅうばいか
)
で、主として
蝶々
(
ちょうちょう
)
が花を
目当
(
めあ
)
てに
頻々
(
ひんぴん
)
と訪問する
常得意
(
じょうとくい
)
である。それで
美麗
(
びれい
)
な
花色
(
かしょく
)
が虫を呼ぶ
看板
(
かんばん
)
となっており、その
花香
(
かこう
)
もまた虫を
誘
(
さそ
)
う一つの
手引
(
てび
)
きを
務
(
つと
)
めている。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
手引(てび)の例文をもっと
(3作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“手引”の類義語
案内
必携
案内書
“手引”で始まる語句
手引草
手引役
手引紐
検索の候補
手引草
手引役
手引紐
此手引
八卦手引草
引手
引手繰
引手茶屋
引取手
引手数多
“手引”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
杉山萠円
牧野富太郎
作者不詳
幸田露伴
鈴木三重吉
三遊亭円朝
樋口一葉
谷崎潤一郎
久生十蘭