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引手繰
ふりがな文庫
“引手繰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひったく
50.0%
ひったぐ
27.3%
ひきたぐ
9.1%
ひつたく
4.5%
ひったくり
4.5%
ひツたぐ
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひったく
(逆引き)
手
(
て
)
ン
手
(
で
)
に
喧
(
かまびす
)
しく
己
(
おの
)
が
家号
(
やごう
)
を
呼立
(
よびた
)
てる、中にも
烈
(
はげ
)
しいのは、
素早
(
すばや
)
く手荷物を
引手繰
(
ひったく
)
って、へい
難有
(
ありがと
)
う
様
(
さま
)
で、を
喰
(
くら
)
わす、頭痛持は血が上るほど
耐
(
こら
)
え切れないのが
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引手繰(ひったく)の例文をもっと
(11作品)
見る
ひったぐ
(逆引き)
と揃って、
異口同音
(
くちぐち
)
に呼ばわりながら、
水車
(
みずぐるま
)
を舞込むごとく、次第びきに、ぐるぐるぐる。……幕へ
衝
(
つ
)
と消える時は、何ものか居て、操りの糸を
引手繰
(
ひったぐ
)
るように
颯
(
さっ
)
と隠れた。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引手繰(ひったぐ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひきたぐ
(逆引き)
私に追われて、あれと
遁
(
に
)
げる時、——ただたよりだったのですから、その
扱帯
(
しごき
)
を
引手繰
(
ひきたぐ
)
って、
飛退
(
とびの
)
こうとしたはずみに、腰が宙に浮きました。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引手繰(ひきたぐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ひつたく
(逆引き)
と言つて、
引手繰
(
ひつたく
)
るやうに皿を受取つた。そしてそれ以後、
縁
(
ふち
)
の欠けない立派な皿を吟味して、二度ともう
欠皿
(
かけざら
)
を出さうとしなかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
引手繰(ひつたく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひったくり
(逆引き)
で差出した手首は、
綻
(
ほころ
)
びた袖口をわずかに
洩
(
も
)
れたばかりであるが、肩の怒りよう、
眼
(
がん
)
の配り、
引手繰
(
ひったくり
)
そうに見えたので。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引手繰(ひったくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひツたぐ
(逆引き)
手
(
て
)
ン
手
(
で
)
に
喧
(
かまびす
)
しく
己
(
おの
)
が
家号
(
やがう
)
を
呼立
(
よびた
)
てる、
中
(
なか
)
にも
烈
(
はげ
)
しいのは、
素早
(
すばや
)
く
手荷物
(
てにもつ
)
を
引手繰
(
ひツたぐ
)
つて、へい
有難
(
ありがた
)
う
様
(
さま
)
で、を
喰
(
くら
)
はす、
頭痛持
(
づゝうもち
)
は
血
(
ち
)
が
上
(
のぼ
)
るほど
耐
(
こら
)
へ
切
(
き
)
れないのが
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
引手繰(ひツたぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
繰
常用漢字
中学
部首:⽷
19画
“引手”で始まる語句
引手
引手茶屋
引手数多
引手奪
引手夥多
引手金具
検索の候補
引手
引手茶屋
引手数多
引手奪
引手夥多
引手金具
手繰
手引
引繰
引繰返
“引手繰”のふりがなが多い著者
小栗風葉
長谷川伸
泉鏡花
泉鏡太郎
木暮理太郎
島崎藤村
薄田泣菫