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ひったく
ふりがな文庫
“ひったく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引奪
51.5%
引手繰
33.3%
奪取
6.1%
奪
3.0%
強奪
3.0%
褫奪
3.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引奪
(逆引き)
寄せて来た裸虫も、がんりきを取って押える目的と、一つにはその青地錦を
引奪
(
ひったく
)
ろうとする目的と二つがあるように見えました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ひったく(引奪)の例文をもっと
(17作品)
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引手繰
(逆引き)
自分で自分を思いやると、急に胸が込上げて来て、涙は醜い顔を流れるのでした。やがて、思いついたように馬の傍へ
馳寄
(
かけよ
)
って、力任せに手綱を
引手繰
(
ひったく
)
りましたんです。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ひったく(引手繰)の例文をもっと
(11作品)
見る
奪取
(逆引き)
と言って、忠公の小刀を
奪取
(
ひったく
)
った。此処までは良かったが、忠公のは生憎水兵小刀である、
小
(
ちいさ
)
いのなら訳はないが、水兵小刀は大きいから困った。口へ入れたなり動きが取れない。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
ひったく(奪取)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
奪
(逆引き)
佐平はこう言って、雄吾から猟銃を
奪
(
ひったく
)
った。二人の若者達は駐在所へ駈け出した。
熊の出る開墾地
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
ひったく(奪)の例文をもっと
(1作品)
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強奪
(逆引き)
「こう、情無いことを謂いなさんな。
私
(
わっち
)
ゃこんなものでもね、日本が大の
贔屓
(
ひいき
)
さ。何の
赤髯
(
あかひげ
)
、糞でも
喰
(
くら
)
えだ。ええその金時計は
直
(
すぐ
)
に
強奪
(
ひったく
)
って持って来やす。」
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひったく(強奪)の例文をもっと
(1作品)
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褫奪
(逆引き)
鶴さんは、ちらと
此方
(
こっち
)
を見たが、黙ってまたペンを動かしはじめた。お島はいらいらしい目をすえて、じっと見つめていたが、
忽
(
たちま
)
ち床から乗出して、その手紙を
褫奪
(
ひったく
)
ろうとした。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ひったく(褫奪)の例文をもっと
(1作品)
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