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奪取
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ひったく
ふりがな文庫
“
奪取
(
ひったく
)” の例文
私
(
わたくし
)
は余り嬉しいから二枚一緒に
奪取
(
ひったく
)
りましたものか、一枚遣ろうと仰しゃったのは
慥
(
たし
)
かに覚えて居ります、それを懐に入れてせっせと駈けて
行
(
ゆ
)
くと
梅若七兵衛
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と言って、忠公の小刀を
奪取
(
ひったく
)
った。此処までは良かったが、忠公のは生憎水兵小刀である、
小
(
ちいさ
)
いのなら訳はないが、水兵小刀は大きいから困った。口へ入れたなり動きが取れない。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
(ポンと手を
拍
(
う
)
ち)あ分った、二枚拝領したんだ、しかし一枚やろうと仰しゃって二枚出したのを嬉しまぎれに
奪取
(
ひったく
)
って二枚一緒に持って来たに違いない、これは済まん、
直
(
すぐ
)
に往って返して来る
梅若七兵衛
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“奪取”の解説
真保裕一の小説
『奪取』(だっしゅ)は、真保裕一の長編小説。
『東京中日スポーツ』他に『夢の工房』(後に発売する同名のエッセイ集とは異なる)のタイトルで1994年11月7日から1995年8月2日まで連載されたものを加筆訂正・改題し、講談社から1996年8月に単行本として発表された(後に講談社文庫版が上下巻で刊行された)。
友人が作った1260万円の借金を返すため、偽札作りに挑む主人公を描く。
新聞連載版と単行本化されたものとでは、話が変わっている。
(出典:Wikipedia)
奪
常用漢字
中学
部首:⼤
14画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“奪”で始まる語句
奪
奪回
奪衣婆
奪還
奪去
奪掠
奪上
奪合
奪嫡
奪衣