“うばい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
優婆夷50.0%
16.7%
憂婆夷16.7%
烏梅16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「如来在世の仏会よりもすぐれて清浄ならん結界をば、われらねがふべきにあらず。」仏弟子の位は第一比丘、第二比丘尼、第三優婆塞うばそく、第四優婆夷うばいである。仏弟子第二の位は転輪聖王てんりんじょうおうよりも貴い。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
果は押問答の末無法にも力づくにて金子をうばい取らむと致候間、つかみ合の喧嘩けんかに相なり候処、愚僧はとにかく十五歳までは武術の稽古けいこ一通ひととおりは致候者なれば、遂に得念を下に引据ひきすゑ申候。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
比丘びく比丘尼びくに憂婆塞うばそく憂婆夷うばい
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
杜衡かんあおいを食えば善く走り、稲を食えば足重し、鼠糞食えば腹脹る、殭蚕きょうさん烏梅うばいで牙をぬぐわば食わず、桑葉を得ば解す、鼠狼いたちの皮を槽に置かば食わず、豬槽ぶたぶねを以て馬を飼い、石灰で馬槽をれば堕胎す