“ひきたぐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
引手繰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私に追われて、あれとげる時、——ただたよりだったのですから、その扱帯しごき引手繰ひきたぐって、飛退とびのこうとしたはずみに、腰が宙に浮きました。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
長い手綱を手頃に引手繰ひきたぐって、馬の右のももを打つ。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)