“幌向”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほろむい66.7%
ホロムイ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同炭山は幌向ほろむい川の上流にあり、水準點以上に三百七十萬噸、水準下のを合すれば一千萬噸以上の炭量を有すると云はれ、露頭は累々として沿岸に連なつてゐるさうだ。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
幌向ほろむいも過ぎた。上幌向の停車場の大時計は、午後の三時十六分を示して居た。
雪中行:小樽より釧路まで (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
加藤子爵とそれから子爵の随行の吉川真水という人と、幌向ホロムイ泥炭でいたん地に採収を試みた、この日は山草家の木下友三郎君も同行せられることになった、ちょっと話が前に立戻るが木下君は
利尻山とその植物 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)