『利尻山とその植物（りしりざんとそのしょくぶつ）』

余が北見の国利尻島の利尻山に登ったのは、三十六年の八月である、農学士川上滝弥君が、数年前に数十日の間この山に立籠って、採集せられた結果を『植物学雑誌』に発表せられたのを、読んでから、折があったら自分も一度はこの山に採集に出かけたいと思ってい …

著者	牧野富太郎
ジャンル	自然科学 > 植物学 > 植物学
ジャンル	芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション
初出	「山岳　一の二」1906（明治39）年6月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約22分（500文字/分）
朗読目安時間	約37分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

行（おもむ） 止（やむ） 止（とめ） 直（ただち） 何（いず） 這入（はいっ） 先（さ） 後（おく） 可笑（おかし） 遮（さえ） 悪（にく） 稚内（ワッカナイ） 虻田（アブタ） 幾干（いくばく） 幌向（ホロムイ） 宜（よ） 天塩（テシオ） 蝋燭（ろうそく） 鴛泊（おしどまり） 祠（ほこら） 鮮（あざや） 突兀（とっこつ） 紋別（モンベツ） 美事（みごと） 聳（そび） 致方（いたしかた） 萼弁（がくべん） 鬼脇（おにわき） 顛末（てんまつ） 遡（さかのぼ） 頻（しき） 袂（たもと） 跨（また） 迂廻（うかい） 逐（お） 這入（はい） 漸（ようや） 霽（は） 重（おも） 更（ふ） 休憩（きゅうけい） 其所（そこ） 凌（しの） 塞（ふさ） 夥（おびただ） 天売（テウリ） 宜（よろ） 実生（みしょう） 尖（とが） 幌萠（ホロモイ） 拵（こしら） 掩（おお） 曝（さら） 祀（まつ） 朦朧（もうろう） 極（き） 止（や） 此処（ここ） 此所（ここ） 殊（こと） 泥炭（でいたん） 一先（ひとま） 点（つ） 焚（た） 然（しか） 甚（はなは）