“高浜”の読み方と例文
旧字:高濱
読み方割合
たかはま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海軍機関学校の教官となり、高浜たかはま先生と同じ鎌倉に住みたれば、ふと句作をして見る気になり、十句ばかり玉斧ぎよくふひし所、「ホトトギス」に二句御採用になる。
わが俳諧修業 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
先生の「猫」のつづきを朗読するのはいつも高浜たかはまさんであったが、先生は時々はなはだきまりの悪そうな顔をして、かたくなって朗読を聞いていたこともあったようである。
夏目漱石先生の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)