“新橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんばし87.5%
あたらしばし3.6%
ポン・ヌフ3.6%
しんきょう1.8%
にっぱし1.8%
ポン・ドヌフ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以前(いぜん)、何(なに)かに私(わたし)が、「田舍(ゐなか)から、はじめて新橋(しんばし)へ着(つ)いた椋鳥(むくどり)が一羽(いちは)。」とか書(か)いたのを、紅葉先生(こうえふせんせい)が見(み)て笑(わら)ひなすつた事(こと)がある。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
が、左に新橋(あたらしばし)がある。これを渡れば神田日本橋とどこまでも伸されるから、これならまず不思議はあるまい。
新橋(ポン・ヌフ)の上でうす緑色の馬車がどうだとか、或はあの赤いやうな色の滲じみ出し具合がどうだとか、或はまた眞珠に近い灰色をした家々の防火壁の上に貼られてある廣告がどうだとか
諸官衙(しょかんが)から公卿武将の家々まで、普請(ふしん)をしていない所はなく、戦災で焼け落ちた五条大橋も、いつか新橋(しんきょう)の粧(よそお)いを成しかけている。
下総(しもうさ)では、印旛(いんば)郡新橋(にっぱし)の葦(あし)が作(さく)という所に、これは頼朝の御家人(ごけにん)であった千葉介常胤(ちばのすけつねたね)の箸が、成長したという葦原があります。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
外はセーヌの暮れ近い水の色、食後の珈琲は新橋(ポン・ドヌフ)の夕陽の斜光を渡ってからだ。
食魔に贈る (新字新仮名) / 岡本かの子(著)