“印旛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんば85.7%
いには14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下総の印旛いんば沼の近く、太田村の宮間某という人の家では、屋敷に石神様のほこらを建てて、五尺余りの珍しい形の石を祀っていました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
無惨の轢死れきしをなしたる男のたもとに、千葉印旛いんば郡成田町仲の町三百八十九番地、庄司見新吉と記せし紙片ありしをもって、同署は原籍地へ照会せしに、親戚の者三人来たり
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
大沼のここの印旛いにはの葦の芽のさやさやし囃子ききにけるかも
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
おもしろの印旛いにはびとかも夜をこめて教へたぶなり麦を搗く型
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)