“いんば”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:インバ
語句割合
印旛75.0%
印場12.5%
陰馬12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無惨の轢死れきしをなしたる男のたもとに、千葉印旛いんば郡成田町仲の町三百八十九番地、庄司見新吉と記せし紙片ありしをもって、同署は原籍地へ照会せしに、親戚の者三人来たり
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
軍団は、三縦隊にわかれ、諏訪すわはら平子山ひらこやまのふもと、印場いんばとすすんで、矢田川をこえ、さらに、香流川かなれがわを渡って、長久手ながくての原へかかった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
支那に龍陽りやうやうしよくを売る少年を相公しやうこうと云ふ。相公の語、もと像姑しやうこより出づ。妖嬈えいぜうあたか姑娘こぢやうの如くなるを云ふなり。像姑相公同音相通ず。すなはち用ひて陰馬いんばの名に換へたるのみ。