“長久手”の読み方と例文
読み方割合
ながくて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長久手ながくてという地名が実は短いくて、即ち湿地をしか含まぬということもあり得るので、こういう一見して意味の判るものはよいが
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「三好勢は、とくに、長久手ながくてから総くずれに逃げ去ったのに、どうして、秀次の家来たる土肥権右衛門が、池田勢のなかにいたのだろう」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長久手ながくての大勝利が、つよく伝えられていたので、帰還した将士も、迎える領民も、みな徳川軍の完勝を謳歌おうかして、誇りあった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)