“しんきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新疆20.8%
心境12.5%
神橋12.5%
心胸8.3%
神境8.3%
信亨4.2%
信経4.2%
心狂4.2%
新京4.2%
新彊4.2%
新橋4.2%
新響4.2%
真狂4.2%
神教4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新疆しんきょう、パミールからかけて南下しようとするソ連勢力と、必死にインドをまもろうとするイギリスの防衛策。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
と、老人ろうじんは、初対面しょたいめんきゃくである、わたしにすら、つくづくと心境しんきょう物語ものがたったのでした。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
神橋しんきょうのあたりではわずかに紅を催すという程度である。剣ヶ峰ではそれはなり色づいてはいたが、中禅寺に来てはじめて秋の日光らしいよそおいが見られた。
秋の鬼怒沼 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
真に心胸しんきょうの深処よりして道を体し徳を成すの人たらんことを願えるの人たるをるべき也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
河野はその時になって、未熟な身でそうした神境しんきょうにおることが勿体もったいないように思われだした。
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そこで、この迷いを取り去るために、宇宙の人生が備えている人間発覚の力を信亨しんきょうするのであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
むずかしいものであるが、グレチャニノフの『信経しんきょう』とアルシャンゲルスキーの『われ信ず』(JD三二八)は高く評価される。
「まるで心狂しんきょうのようやが。」と母は稍々やゝ小さな声で言った。
恭三の父 (新字新仮名) / 加能作次郎(著)
なかでも新京しんきょうの慶民病院は、規模こそ小さかつたが、まあ悪くはないと思つてゐるのだがね。
夜の鳥 (新字旧仮名) / 神西清(著)
即ち回彊かいきょう部と称し、更に伊犂イリーあるいは新彊しんきょうともいう処があるが、これが韃靼族で、常に天山てんざんを越えて露西亜に入る。かつて支那に対して独立をとなえた事もある。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
諸官衙しょかんがから公卿武将の家々まで、普請ふしんをしていない所はなく、戦災で焼け落ちた五条大橋も、いつか新橋しんきょうよそおいを成しかけている。
この後しばらくは全曲入る見込もあるまいから、せめて先頃さきごろ新響しんきょうの演奏した「四季」でも入れておいてもらいたかったと思う。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
真狂しんきょうと、偽狂ぎきょうの鑑定の中でも特に鑑別し難い眼付なので御座います。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
神教しんきょうをこれによりて受けるべくしたものである。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)