“新京”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんきょう50.0%
にいみやこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかでも新京しんきょうの慶民病院は、規模こそ小さかつたが、まあ悪くはないと思つてゐるのだがね。
夜の鳥 (新字旧仮名) / 神西清(著)
太子は昨日たたれたし、鎌足はといふと、例の律気な性分からもう十日も前から、大津の新京にいみやこへ移つて行つてしまつた。氷上ノ娘は夫人の代りに父親の世話をやきに、やはりついて行つてゐる。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)