恭三の父きょうぞうのちち
手紙 恭三は夕飯後例の如く村を一周して帰って来た。 帰省してから一カ月余になった。昼はもとより夜も暑いのと蚊が多いのとで、予て計画して居た勉強などは少しも出来ない。話相手になる友達は一人もなし毎日毎日単調無味な生活に苦しんで居た。仕事といえ …
作品に特徴的な語句
母様かあか 父様とうと でか 先刻さきがた たゝ 如何どう 彼等あちら かえっ 本家おもや かね 其儘そのまゝ つぶ うな かゝあ 在所ざいしょ 執拗しつこ ふさが 夜祭おたび きま 幾何いくら 彼方あちら 意味わけ にな 明瞭はっきり 棟上むねあげ 此処こゝ 此家こゝ いぶ 稍々やゝ 一寸ちょっと 七海しつみ 不可いけ 不図ふと しま たお 仰向あおむ 仰山ぎょうさん 仰有おっしゃ 何処どこ 何時いつ しか 俯向うつむ 其儘そのまま 其家そこ 勿体もったい 勿論もちろん 吃驚びっくり まわ あじわ 呶鳴どな 咽喉のど 団扇うちわ 土産みやげ 如何いか うち 富来とぎ 屹度きっと 弟様おっさま 心狂しんきょう 息災そくさい 提灯ちょうちん しばら 欠伸あくび 此方こちら ほとん 殊更ことさら 洋灯ランプ 洒落しゃれ 炉縁ろぶち 焦立いらだ 独言ひとりごと 田圃たんぼ 町尽まちはず しゃく たらい 神輿みこし 禿罐はげかん 端書はがき 納戸なんど 素気そっけ 胡座あぐら なか 草鞋わらじ 蚊帳かや 蚊遣かやり 蝸牛かたつむり 見極みきわ 角力すもう かっ おど みち