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焦立
ふりがな文庫
“焦立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いらだ
93.7%
いらだゝ
2.1%
あせ
1.1%
いただ
1.1%
いらだた
1.1%
いらだち
1.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いらだ
(逆引き)
子供はそんな言葉には頓着する様子もなく、人を
焦立
(
いらだ
)
たせるやうに出来た泣き声を張り上げて、夜着を踏みにじりながら泣き続けた。
An Incident
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
焦立(いらだ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いらだゝ
(逆引き)
たゞ彼女の苦難——私の損失ではない——に對する、ゐても立つてもゐられぬやうな
焦立
(
いらだゝ
)
しい思ひと、そのやうな
死態
(
しにざま
)
の恐しさを見る、暗い無情な恐慌ばかりであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
焦立(いらだゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あせ
(逆引き)
正一の気は、
焦立
(
あせ
)
って、こうしていることが出来なくなった。
過ぎた春の記憶
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
焦立(あせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いただ
(逆引き)
蝋燭の
焔
(
ほのお
)
がちらちら右左へ揺れるので、黒い柱や
煤
(
すす
)
けた天井はもちろん、
灯
(
ひ
)
の勢の及ぶ限りは、穏かならぬ薄暗い光にどよめいて、自分の心を
淋
(
さび
)
しく
焦立
(
いただ
)
たせた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
焦立(いただ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いらだた
(逆引き)
隱して置いた物を他人に勝手に見られた樣な感じが、信吾の心を
焦立
(
いらだた
)
せてゐる。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
焦立(いらだた)の例文をもっと
(1作品)
見る
いらだち
(逆引き)
左右に
振
(
ふり
)
否々
(
いや/\
)
此方へは參り申さず來らぬ者を
匿藏
(
かくまう
)
べき筋も
無
(
なし
)
とさらに取合ねば掃部は
焦立
(
いらだち
)
某
(
それがし
)
慥に見屆たることなれば斯は申なり夫にても參らぬとならば我等が
念晴
(
ねんばら
)
しに此御寺を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
焦立(いらだち)の例文をもっと
(1作品)
見る
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“焦”で始まる語句
焦
焦躁
焦燥
焦心
焦々
焦慮
焦点
焦茶
焦眉
焦土
検索の候補
焦躁立
“焦立”のふりがなが多い著者
谷譲次
大阪圭吉
林不忘
近松秋江
三上於菟吉
吉川英治
中里介山
岡本かの子
島木健作
山川方夫