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ここち
ふりがな文庫
“ここち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
心地
92.2%
心持
7.1%
心境
0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心地
(逆引き)
ただ
無地
(
むじ
)
と模様のつながる中が、おのずから
暈
(
ぼか
)
されて、夜と昼との境のごとき
心地
(
ここち
)
である。女はもとより夜と昼との境をあるいている。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ここち(心地)の例文をもっと
(50作品+)
見る
心持
(逆引き)
沢は
此方
(
こなた
)
の
側伝
(
かわづた
)
ひ、鍵屋の店を
謎
(
なぞ
)
を見る
心持
(
ここち
)
で
差覗
(
さしのぞ
)
きながら、一度
素通
(
すどお
)
りに、霧の中を、
翌日
(
あす
)
行く方へ
歩行
(
ある
)
いて見た。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ここち(心持)の例文をもっと
(10作品)
見る
心境
(逆引き)
調子揃つた
足擦
(
あしずれ
)
の音、華やかな、古風な、老も若きも恋の歌を歌つてゐる此
境地
(
さかひ
)
から、不図目を上げて其静かな月を仰いだ
心境
(
ここち
)
は、何人も生涯に
幾度
(
いくたび
)
となく思浮べて
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
よし何事が次いで起らなかつたにしても、静子は此夜の
心境
(
ここち
)
を忘れる事は出来ぬであらう。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ここち(心境)の例文をもっと
(1作品)
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