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心境
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ここち
ふりがな文庫
“
心境
(
ここち
)” の例文
調子揃つた
足擦
(
あしずれ
)
の音、華やかな、古風な、老も若きも恋の歌を歌つてゐる此
境地
(
さかひ
)
から、不図目を上げて其静かな月を仰いだ
心境
(
ここち
)
は、何人も生涯に
幾度
(
いくたび
)
となく思浮べて
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
よし何事が次いで起らなかつたにしても、静子は此夜の
心境
(
ここち
)
を忘れる事は出来ぬであらう。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
夏の夜、この橋の上に立つて、夜目にも
著
(
しる
)
き橋下の波の泡を
瞰下
(
みおろ
)
し、裾も袂も涼しい風にハラめかせて、数知れぬ
耳語
(
ささやき
)
の様な水音に耳を澄した
心境
(
ここち
)
は長く/\忘られぬであらう。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“心境”の意味
《名詞》
心 境(しんきょう)
その時の心の状態。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“心境”で始まる語句
心境性相