“足擦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あしず50.0%
あしずり25.0%
あしずれ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途方もなく大きな靴をはいた足でがたりと足擦あしずりをしたものだが、だんだん豪傑というものが影をひそめてきた当節では、いかなロシアにも
彼は足擦あしずりして叫びぬ。満枝はただちに推伏おしふせて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
調子揃つた足擦あしずれの音、華やかな、古風な、老も若きも恋の歌を歌つてゐる此境地さかひから、不図目を上げて其静かな月を仰いだ心境ここちは、何人も生涯に幾度いくたびとなく思浮べて
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)