“こゝろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
48.0%
16.5%
10.1%
5.6%
3.2%
精神2.0%
1.6%
心臟1.6%
情緒0.8%
思慮0.8%
意志0.8%
性質0.4%
0.4%
心中0.4%
心地0.4%
心情0.4%
心意0.4%
心気0.4%
心裡0.4%
0.4%
情實0.4%
気質0.4%
0.4%
熱情0.4%
眞心0.4%
神氣0.4%
神経0.4%
0.4%
胸裡0.4%
腦裡0.4%
良心0.4%
赤心0.4%
0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をつけて物事るに、さながらをうばゝれて空虚く、お美尾美尾べばえとゆるなさ
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そして、撮影法にも、現像法にも、無論裝置にも改善へてに何かをみたが、あゝ、それは何といふ狂喜だつたか?
さてまたわれらの情は、たゞ聖靈のふものにのみさるゝが故に、その立つる秩序によりてへらるゝことを悦ぶ 五二—五四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
を結びを束ねて、歌とも成らば成して見ん、おゝそれよ、さま/″\に花咲きたりと見し野辺のおなじ色にも霜がれにけり。
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
女の斯う云ふ態度の方が、却つて男性の断然たる所置よりも、同情の弾力性を示してゐる点に於て、よいものと考へてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
へるやうな冷い風に吹かれて、寒威抵抗する力が全身に満ちれると同時に、丑松はまた精神内部の方でもすこし勇気を回復した。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
賤「はい困りますねえ、旦那が亡なりまして私は小遣も何もないのですが、沢山の事は出来ませんが、ばかりで誠に少しばかりでございますが」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
次にそのほかの點でも、假令あなたが男性の活溌な頭腦を持つてゐるとしても、あなたの心臟は女性ですよ、だから——それでは駄目です。
形容と情緒のうら若さ。平和と幸福のうら若さ。
偏奇館吟草 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)
己が母の乳を棄て、思慮なく、れつゝ、好みて自ら己と戰ふのごとく爲すなかれ。 八二—八四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼女諾否肝腎吾等意志添物吾等承諾取捨にはませぬ。
跡に殘るは天地の間に生れ出でしまゝの我身瀧口時頼、とともに受繼ぎし濶達氣風再び欄漫と咲き出でて、こそ變れ、性質は戀せぬ前の瀧口に少しもはず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
顧みれば瀧口、性質にもあらで形容邊幅に心をめたりしも戀の爲なりき。仁王ともんず六尺の丈夫のみか心さへ衰へて、めゝしき哀れに弓矢の恥を忘れしも戀の爲なりき。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
すべて謝肉祭に連りたるをば、つゆさずしてみんと誓ひたればなり。
しながら見れば見るほどくしきお光はいとゞはゆげの此方心中めきんとしては口籠る究りのきをさんと思へば立てよりしき種々取り出し之を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
初め兩親にもいとゞ面伏と思ふりに言も出さず心地しと打伏しがれてはに由なし實は今日音羽までたる時に箇樣々々へ入んと七丁目の鹽煎餠屋と炭團屋の裏へ這入て用を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
血のがりで、この娘が一番よく、伊八の生活や心情を知り拔いて居たやうにも思へるのです。
武家に在ては國家の柱石商家で申さば白鼠なる番頭久八は頃日千太郎の容子不審しと心意
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「なんの、長二」と伯母は白き頭振りつ「身体は使ふだけ健康だがの、お前などのは、心気を痛めるので、大毒だよ——今ではお前も健康の様だが、生れが何せ、脆弱で、 ...
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
勘次内儀さんの心裡伏在して何物かをめるやうな態度でいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
弱点を持っている者に、罪をなすりつけようとがけている者があるのだ。彼は、それを思って恐ろしくなった。
(新字新仮名) / 黒島伝治(著)
お辰いよ/\眞面目に、弟子は子もおなじなれば我が身も可愛きあのおの爲、早くらちのあかせましたけれど、それは一筋、お前さまのお情實も汲まぬでは御座んせぬ
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
たとへば聊か気質りのある人の、年を積み道に進みて心さまく正しくなれるが如し。遠く望むも好し、近く視るも好し。花とのみ云はんや、師とすべきなり。
花のいろ/\ (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
取扱ひさせる事は些少無念なるべし此以後は隨分
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わが師かく古の淑女騎士の名を告ぐるをきける時、我は憐みにとらはれ、わが神氣絶えいるばかりになりぬ 七〇—七二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
およそ青鼠頭魚は物音を嫌ひ、物影の揺ぐをも好まざるまで神経きものなれば、船にて釣ることも無きにはあらねど、「きゃたつ」に騎りて唯一人静かに綸を下すを常の事とす。
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ライプニツツが樂調の美を知るを無意識中の算術といひしもおなじ談理の境なり、若し美のを碎いて理に入ることあらずは、審美學は起らざるべし。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
忽然樣々妄想胸裡つてた、今日までは左程にはめなかつた、怪談
以上で、敬愛する讀者諸君髣髴として、構造くべき戰鬪力について、想像腦裡かれたであらう。
『東京にて、猪子蓮太郎先生、瀬川丑松より』とめ終つた時は、深く/\良心るやうな気がした。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
爲し現在弟の千太郎の事を思ひて紙屑と迄に零落ても眞の人に成んと思ひ赤心の誤よりもの根の止たを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
若い刺青師のは墨汁の中に溶けて、皮膚にんだ。焼酎に交ぜて刺り込む琉球朱の一滴々々は、彼の命のしたゝりであった。彼は其処に我が魂の色を見た。
刺青 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)