“物事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ものごと86.7%
ぶつじ6.7%
ものずき6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らうこゝろをつけて物事ものごとるに、さながらこひこゝろをうばゝれて空虚うつろなりひとごとく、お美尾みを美尾みをべばなにえとこたゆることばちからなさ
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
これけつして責任せきにんらぬわけではい、物事ぶつじ無頓着むとんちやくわけでありません。習慣上しふくわんじやう缺點けつてんであらうとおもひます。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
「お友達かね。お前様は物事ものずきじゃでいけれど、お前様のような方のお附合なさる人は、から、入ってしばらくでも居られます所じゃあござりませぬが。」
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)