“ぶつじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仏事40.0%
仏㕝20.0%
仏寺20.0%
物事20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本膳ほんぜんを出さぬほどの手がるな饗応きょうおうを、お茶というところは田舎いなかには多く、ことに九州などでは婚礼の前後にもお茶、また仏事ぶつじの日にもお茶といって人をまねいている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
薪とりにいでし四十九日目の待夜たいや也とていとなみたる仏㕝ぶつじにはかにめでたき酒宴さかもりとなりしと仔細こまかかたりしは、九右エ門といひし小間居こまゐ農夫ひやくしやう也き。
彼は網やわなのたぐいをいてしまって、その児を連れて仏寺ぶつじに参詣した。寺にりょという僧があった。年は四十ばかりで、人柄も行儀も正しそうに見えた。
これけつして責任せきにんらぬわけではい、物事ぶつじ無頓着むとんちやくわけでありません。習慣上しふくわんじやう缺點けつてんであらうとおもひます。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)