“改善”の読み方と例文

読み方	割合
かいぜん	100.0%

かいぜん

そして、撮影法（さつえいほう）にも、現像法（げんぞうほう）にも、無論（むろん）手製（せい）の裝置（そうち）にも改善（かいぜん）を加（くは）へて更（さら）に何枚（まい）かを試（こゝろ）みたが、あゝ、それは何といふ狂喜（けうき）だつたか？

写真と思ひ出：――私の写真修行―― (旧字旧仮名) ／ 南部修太郎(著)

それ故（ゆゑ）に日本（にほん）の經濟（けいざい）は立直（たてなほ）す必要（ひつえう）があるのであるが、經濟（けいざい）の立直（たてなほ）しが出來（でき）て累年（るゐねん）續（つゞ）く輸入超過（ゆにふてうくわ）が減（げん）じ國際貸借（こくさいたいしやく）が改善（かいぜん）せられて初（はじめ）て金（きん）の解禁（かいきん）が出來（でき）

金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) ／ 井上準之助(著)

建築（けんちく）に耐震的考慮（たいしんてきかうりよ）を加（くは）ふるとは、地震（ぢしん）の現象（げんしやう）を考究（かうきう）して、材料（ざいれう）構造（こうざう）に特殊（とくしゆ）の改善（かいぜん）を加（くは）ふることで、これは餘程（よほど）人智（じんち）が發達（はつたつ）し、社會（しやくわい）が進歩（しんぽ）してからのことである。

日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) ／ 伊東忠太(著)

“改善”の意味

《名詞》
改 善（かいぜん）

悪い所を直し、良くすること。

（TQC活動またはTQM活動において）生産性または品質を向上させること、もしくは納期を短縮させること。特に、品質の向上、即ち歩留率を向上させることを言う。
(出典:Wiktionary)

“改善”の解説

改善活動（かいぜんかつどう）またはカイゼンとは、生産現場または会社業務の継続的な効率化を通して、生産性や品質の向上を目指す活動のこと。en: Kaizenとして日本以外でも行われている。
(出典:Wikipedia)

改	常用漢字 小４ 部首:⽁ 7画
善	常用漢字 小６ 部首:⼝ 12画