“改良”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいりやう37.5%
かいりよう25.0%
あらため12.5%
かいりょう12.5%
なほ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『だからね、あの下駄を改良かいりやうして、其の頭髮あたまを少し直せば、一寸ちよつと誤魔化ごまくわせるよ、……君は。……見る人が見れば直ぐ分るだらうが、僕なんぞにはね。』
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
最早もはや煩縟くた/″\しくいふにおよばぬ、この不思議ふしぎなる海底戰鬪艇かいていせんとうていは、今日こんにち世界せかい萬國ばんこく海軍社會かいぐんしやくわいおいて、たがひその改良かいりよう進歩しんぽとをきそひつゝある海底潜行艇かいていせんかうてい一種いつしゆである。
「ただわたしと致しまして、即刻そっこく改良あらためて貰いたいことが、幾個いくつかあるのでございます」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
いいおかんがえですね。時勢じせいがこんなですから、衣服いふくのほうもはたらきいいように改良かいりょうされましょうし、わたしなど、こうおばあさんになっては、あたらしい研究けんきゅうほねがおれますし、わかひとにやってもらわなければ。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんどは此のおもちやの此処ンところをかう改良なほして来い!
玩具の賦:昇平に (新字旧仮名) / 中原中也(著)