“かいりやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
改良100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『だからね、あの下駄を改良かいりやうして、其の頭髮あたまを少し直せば、一寸ちよつと誤魔化ごまくわせるよ、……君は。……見る人が見れば直ぐ分るだらうが、僕なんぞにはね。』
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
かれ近來きんらいつてからとなり主人しゆじんはやし改良かいりやうするため雜木林ざふきばやしを一たん開墾かいこんしてはたけにするといふことにつたのでの一擔當たんたうした。かれちひさな身體からだである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ば爲可き者と早も見て取り知たれば我思ふよし云々と吉宗よしむねぬしに言上ごんじやうせしに君又英敏えいびん明才めいさいにていよ/\政治せいぢ改良かいりやうして公方くばうの職を萬世ばんせい不朽ふきうに傳へんといふ素志そしなれば今大岡の言るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)