“即刻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そっこく73.7%
そくこく10.5%
すぐ10.5%
いま5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即刻そっこく間諜座かんちょうざおもむキ、「レビュー・ガール」のうちヨリ左眼ニ義眼ヲ入レタル少女ヲ探シ出シ、彼女ノ芸名ヲ取調ベ
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
屹度お預け申すなりとて夫婦連立つれだち田原町へかへ即刻そくこく老母變死の始末より此儀はよめ菊と申者の仕業しわざ推察すゐさつ仕つり候間御吟味願ひ上奉つるとの趣きを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しかし是非何とか報告をしろと、官命で出張した属官流にせまられれば、仕方がない。今即刻すぐでも僕の見た通りをお話します。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あたしのむくろはまだあの井戸の底にあるはずだから、後日のちとはいわず即刻いまにも引き上げて明日の酉の日の分に入れてみようじゃないか——と。