“そっこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
即刻93.3%
速刻6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三日前に先生の処へ行てチャント様子をしって居るのに、急病とは何事であろうと、取るものも取敢とりあえず即刻そっこくうちを駈出して、その時分には人力車も何もありはしないから
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「ただわたしと致しまして、即刻そっこく改良あらためて貰いたいことが、幾個いくつかあるのでございます」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
もし紹鴎等がそれを見たら速刻そっこくに棄て去るでしょう。どこにも茶道の美がないからです。どこにも民器の美しさがないからです。
民芸とは何か (新字新仮名) / 柳宗悦(著)