“改刪”の読み方と例文
読み方割合
かいさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本文中二箇所の字句を改刪かいさんしてある。これは諷刺の意を誤解せられては差支えるので、故意に原文に従わなかったのである。誤訳ではない。
(新字新仮名) / オシップ・ディモフ(著)
三、文中加特力カトリツク教の語多し。印刷成れる後、我國公教會の定譯あるを知りぬ。而れども遂に改刪かいさんすること能はず。
これに増補改刪かいさん推敲すいこうを加えているうちにまた数年がたった。史記しき百三十巻、五十二万六千五百字が完成したのは、すでに武帝ぶてい崩御ほうぎょに近いころであった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)