“神氣”のいろいろな読み方と例文
新字:神気
読み方割合
しんき66.7%
こゝろ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔譯〕賢者はぼつするにのぞみ、まさに然るべきを見て、以てぶんと爲し、死をおそるゝをぢて、死をやすんずるをこひねがふ、故に神氣しんきみだれず。又遺訓いくんあり、以てちやうそびやかすに足る。
すてて遁しこそ遺恨ゐこんなれと自殺してせしとぞ又瀬川は年頃云交いひかはせし男と連副つれそひしに何時となく神氣しんきくるひ左右の小鬢こびんに角の如きこぶ出來し故人々彼の留守居るすゐ執念しふねんにてや有んと云しが何時いつしか人の見ぬ間に井戸ゐどへ身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わが師かく古の淑女騎士の名を告ぐるをきける時、我は憐みにとらはれ、わが神氣こゝろ絶えいるばかりになりぬ 七〇—七二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)