“しんき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
辛気25.0%
心悸15.3%
新規12.5%
神気6.9%
新奇5.6%
心気5.6%
心機4.2%
秦亀2.8%
心切2.8%
新禧2.8%
神氣2.8%
辛氣2.8%
秦琪1.4%
新来1.4%
宸記1.4%
心氣1.4%
眞器1.4%
神亀1.4%
祲気1.4%
芯切1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じめじめした秋の雨が長く続いて、崖際の茶のや、玄関わきの長四畳のべとべとする畳触りが、いかにも辛気くさかった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
明治の思想界を形容すべき絶好の辞にずや。優々閑々たる幕府時代の文学史を修めて明治の文学史に入る者ぞ目眩し心悸せざるを得んや。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
加へ新規建添などし失費もはず人歩をて急ぎければの日數にて荒増成就したれば然ば一先歸國すべしと旅館へは召し連下男一人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あの黄一峯は公孫大嬢剣器のようなものでしたよ。筆墨はあっても、筆墨は見えない。ただ何とも言えない神気が、ただちに心に迫って来るのです。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
著者名前作物名前も、一新聞廣告でもあり、新奇でもあつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
何事かあらんと心気を澄ませて片手の木剣に一念こめて、飛鳥の如く手元へ跳り込んだ途端、ピュッと刎ね返って来た金剛杖の陰の横すくい、ぽんと払えば続いて陽に真ッ向う下ろし
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうふたりの君臣のあいだは、微妙な心機と心機にあるらしく、からは眼に見ていても、模糊としていて、どっちの腹芸なのかわからなかった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
百樹曰、るに常にある亀とは形状少しくなるやうなり。依てるに、本草所謂秦亀一名筮亀あるひは山亀といひ、俗に石亀といふ物にやあらん。
「閉めさせました」とセルゲイは答えると、心切りで蝋燭の心をつまみ、ストーヴの前に立ちどまった。
尊大人様、大孺人様を初め御満堂よろしく御超歳大賀り候。獄中も一夜明け候えば春めき申し候。別紙二、書初、蕪詞、御笑正い奉り候。新禧拝賀のためかくの如くに御坐候。恐惶謹言。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
て遁しこそ遺恨なれと自殺してせしとぞ又瀬川は年頃云交せし男と連副しに何時となく神氣ひ左右の小鬢に角の如き出來し故人々彼の留守居執念にてや有んと云しが何時しか人の見ぬ間に井戸へ身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
餘り辛氣臭いので、氷峰は醉ひの勢ひにまかせて切り出した
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
「汝みだりに、五関を破り、六将を殺し、しかもわが部下の秦琪まで斬ったと聞く。つつしんでをわたすか、しからずんば、おれの与えるをうけよ」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「関羽に殺された秦琪は、猿臂将軍蔡陽の甥で、特に蔡陽が、おれを見込んで、頼むといってあずけられた部下だ。その部下を討たれて、なんでおれが……」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だから「昨日のだ」「新来だ」と騒ぐうちには、自分が彼らと同様の苦痛をめなければならないほど堕落したのを快く感ずると共に
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
新来だ」
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
まず宮中の儀式典礼に心をかけられ、運動遊戯を好まれ、詩会を催され、連歌の会を行われ、ことに各種の遊戯は御堪能であられた。そのことは『後鳥羽院宸記』を拝見すればよく分るのである。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
病中の處猶又歸牢に相成心氣れ心程言葉のらざるより自然對決も屆かず吟味詰にも相成ずして居たりし寶永七年九月廿七日むべし道十郎牢内にて死去に及びけるは不運と云ふも餘りあり妻お光は此由を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
方なくそれはめたが、そのから割合に手先の器用だつたので、「寫眞術」の説明つて、はとう/\寫眞器自作た。
もう一つ「出雲風土記」にも余戸の説明があります。それには、「神亀四年の編戸による、天平」ということが書いてある。神亀というのは奈良の朝、聖武天皇の御代の初めの年号です。
紙谷伸子の登場——それが、この事件の超頂点だった。と同時に、妖気祲気の世界と人間の限界とを区切っている、最後の一線でもあったのだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いたし方なく五十吉は寄席蝋燭芯切りをし、椙はお茶子われたが、足手まといはお光だ。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)