“イマキ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:いまき
語句割合
新来26.7%
新來13.3%
新渡來13.3%
新漢13.3%
新舶来13.3%
今来6.7%
新渡6.7%
新渡来6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その家にタヅねて来る古い留学生や、新来イマキの帰化僧などに尋ねることも、張文成などの新作の物語りの類を、問題にするやうなのとも、亦違うてゐた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その家にタヅねて來る古い留學生や、新來イマキの歸化僧などに尋ねることも、張文成などの新作の物語りの類を、問題にするやうなのとも、亦違うてゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
近い飛鳥から、新渡來イマキ高麗馬コマに跨つて、馬上で通ふ風流士タハレヲもあるにはあつたが、多くはやはり、鷺栖サギスの阪の北、香具山の麓から西へ、新しく地割りせられた京城ケイジヤウ坊々マチヽヽに屋敷を構へ、家造りをした。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
「山越えて海渡る騰母トモ」おもしろき新漢イマキのうちは、忘らゆましゞ(紀)
副詞表情の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
和順の心を示す白旗の如きも、人によつては、とてつもない新舶来イマキの代物と考へてゐるかも知れぬ。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此外に、語部の口や、フビトの筆に洩れた今来イマキの神で、後世、根生ひの神の様に見えて来た方々も、必、多いことゝ思はれる。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
唯さへ、おほまがつび・八十まがつびの満ち伺ふ国内クヌチに、生々した新しい力を持つた今来イマキの神は、富みも寿も授ける代りに、まかり間違へば、恐しい災を撒き散す。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
道鏡を重用せられたのも、新渡イマキの神の威力を尊重する様になつて居た宮廷の神の心によつたもので、宇佐も、ほんとうは、新現出の神である。
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
近い飛鳥から、新渡来イマキ高麗馬コマに跨つて、馬上で通ふ風流士タハレヲもあるにはあつたが、多くはやはり、鷺栖サギスの阪の北、香具山の麓から西へ、新しく地割りせられた京城ケイジヤウ坊々マチマチに屋敷を構へ、家造りをした。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)