“しんと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シント
語句割合
信徒42.9%
新渡28.6%
心肚14.3%
神荼14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信徒しんとのため宝盒抄略はうかふせうりやくといふ書物御堂みだうの中にぽつりとありぬ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
出し治助どん去月の幾日頃いくかごろだの治助中市と思ひました桃林寺たうりんじ門前の佐印さじるしか三間町の虎公とらこういづれ此兩人の中だと思はれますといへば十兵衞成程々々なるほど/\かうつと十日は治助どんは燒物やきもの獅子しし香爐かうろ新渡しんとさらが五枚松竹梅三幅對ふくつゐ掛物かけもの火入ひいれ一個ひとつ八寸菊蒔繪きくまきゑ重箱ぢうばこ無銘むめいこしらへ付脇差二尺五寸瓢箪へうたんすかしのつば目貫めぬきりようの丸は頭つのふち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
陳宮は、かつて曹操が、都から落ちて来る途中、共に心肚しんとを吐いて、将来をちかい合ったが、やがて曹操の性行を知って
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神荼しんと欝塁うつりつ昆弟二人あり、性能く鬼を執る、度朔山どさくさんに桃樹あり、二人樹下において、常に百鬼に簡閲す、鬼道理なき者、神荼と欝塁は打つに葦索を以てし、執りて以て虎を飼う