トップ
>
掛物
ふりがな文庫
“掛物”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かけもの
95.0%
かげもの
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけもの
(逆引き)
金の事なんぞ云い出せる訳のものじゃないんだから、けっして御心配には及びませんと安心させて、
掛物
(
かけもの
)
だけ帰して来ましたと云う。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その
煤
(
すす
)
けた
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
と書いた
掛物
(
かけもの
)
の
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
の前には小さなランプがついて二
枚
(
まい
)
の
木綿
(
もめん
)
の
座布団
(
ざぶとん
)
がさびしく
敷
(
し
)
いてあった。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
掛物(かけもの)の例文をもっと
(19作品)
見る
かげもの
(逆引き)
ゴンクウルは歌麿が
蚊帳美人
(
かちょうびじん
)
の
掛物
(
かげもの
)
につきて、その蚊帳の
緑色
(
りょくしょく
)
と
女帯
(
おんなおび
)
の
黒色
(
こくしょく
)
との用法の如き全く板画に
則
(
のっと
)
りしものとなせり。肉筆画の木板画に及ばざる
他
(
た
)
の理由は
布局
(
ふきょく
)
の点なり。
浮世絵の鑑賞
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
掛物(かげもの)の例文をもっと
(1作品)
見る
“掛物”の解説
掛物(かけもの)とは、床の間や壁などにかけるように作った書や画、などに掛けて鑑賞するものである。掛軸は掛物の一種である。
(出典:Wikipedia)
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“掛”で始まる語句
掛
掛合
掛念
掛金
掛声
掛茶屋
掛行燈
掛蒲団
掛川
掛樋
検索の候補
仕掛物
小掛物
物言掛長
遺失物掛
“掛物”のふりがなが多い著者
モーリス・ルブラン
三遊亭円朝
作者不詳
夏目漱石
福沢諭吉
永井荷風
泉鏡太郎
室生犀星
泉鏡花
江戸川乱歩