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かけもの
ふりがな文庫
“かけもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懸物
31.1%
掛物
31.1%
賭物
23.0%
軸物
4.9%
賭博
3.3%
幅物
1.6%
懸賞
1.6%
懸軸
1.6%
賭
1.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懸物
(逆引き)
それから、せんだっての金をこの者に渡してくれろという手紙を書いて、それに猿の
懸物
(
かけもの
)
を添えて、長塚に持たせてやった。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かけもの(懸物)の例文をもっと
(19作品)
見る
掛物
(逆引き)
その
煤
(
すす
)
けた
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
と書いた
掛物
(
かけもの
)
の
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
の前には小さなランプがついて二
枚
(
まい
)
の
木綿
(
もめん
)
の
座布団
(
ざぶとん
)
がさびしく
敷
(
し
)
いてあった。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
かけもの(掛物)の例文をもっと
(19作品)
見る
賭物
(逆引き)
前を通ろうとして、我にもあらず
立淀
(
たちよど
)
んだ。散策子は、
下衆儕
(
げしゅうばら
)
と
賭物
(
かけもの
)
して、鬼が出る
宇治橋
(
うじばし
)
の夕暮を、
唯
(
ただ
)
一騎
(
いっき
)
、東へ
打
(
う
)
たする
思
(
おもい
)
がした。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かけもの(賭物)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
軸物
(逆引き)
……ところで、わしが以前、
済州
(
さいしゅう
)
の城内で少しばかり世話してやった書生がある。その
蕭譲
(
しょうじょう
)
という者じつに
偽筆
(
ぎひつ
)
の名人なのだ。どんな
碑文
(
ひもん
)
だろうが
軸物
(
かけもの
)
だろうが、ひと目見たら忘れない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かけもの(軸物)の例文をもっと
(3作品)
見る
賭博
(逆引き)
「でろでろ
祭文
(
さいもん
)
」や「居合抜き」「どっこいどっこい」の
賭博
(
かけもの
)
屋から「銅の小判」というような、いかもの屋までも並んでいる。そういう間に
介在
(
かいざい
)
して、飲食店ができている。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
かけもの(賭博)の例文をもっと
(2作品)
見る
幅物
(逆引き)
翌日は
弥勒
(
みろく
)
に出かけて、人夫を頼んで、書籍寝具などを運んで来た。二階の六畳を書斎にきめて、机は北向きに、
書箱
(
ほんばこ
)
は壁につけて並べておいて、三尺の床は古い
幅物
(
かけもの
)
をかけた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
かけもの(幅物)の例文をもっと
(1作品)
見る
懸賞
(逆引き)
「大勢さま。ありがとうございます。ですがたぶん、山のような
懸賞
(
かけもの
)
の
褒美
(
ほうび
)
は、こちらの物になるでしょう。そしたら皆さんにも、晩には、おすそ分けをいたしましょうかね」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かけもの(懸賞)の例文をもっと
(1作品)
見る
懸軸
(逆引き)
懸軸
(
かけもの
)
も、
花瓶
(
かびん
)
も、書架も、すべての調度は取片づけられて、そこもがらんとしていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かけもの(懸軸)の例文をもっと
(1作品)
見る
賭
(逆引き)
「助かったら何よ、おいらが
邸
(
やしき
)
へ来ねえ、一所に楽をしようぜ、面白く暮そうな。」と、あたかも死を
賭
(
かけもの
)
にしたこの難境は、将来のその
楽
(
たのしみ
)
のために造られた
階梯
(
かいてい
)
であるように考えるらしく
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かけもの(賭)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
かけ
ふくもの
けんしやう
けんしょう
かけぢく
かげもの
あそ
がけ
ステイキ
いたずら