“天照大神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまてらすおおみかみ81.3%
あまてらすおおかみ6.3%
あまてらすおほみかみ6.3%
てんしょうだいじん6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天照大神あまてらすおおみかみがそうである。崇神すじん天皇がそうである。邪馬台やまたい卑弥呼ひみこもそうである。かくて国家の統一は「祭事の総攬そうらん」において遂げられた。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
「これはすべて天照大神あまてらすおおかみのおぼしめしである。また、底筒男命そこつつおのみこと中筒男命なかつつおのみこと上筒男命うわつつおのみことの三人の神も、いっしょに申しくだしているのだ」
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
従つて国家の繁栄は、国民の繁栄であり、国民の繁栄は、国家の繁栄である。国民は、各氏の氏神を祭ると共に、天照大神あまてらすおほみかみをはじめ、天つ神を崇敬し、同時に天皇を現人神あらひとがみと仰ぎ奉つた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
天照大神てんしょうだいじんを礼拝する国の婦人は凡てに卑屈なる旧習を脱し、我より文明婦人の範を示すほどの自負が欲しいと思う。
婦人と思想 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)