トップ
>
天照大神
>
あまてらすおおみかみ
ふりがな文庫
“
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)” の例文
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
がそうである。
崇神
(
すじん
)
天皇がそうである。
邪馬台
(
やまたい
)
の
卑弥呼
(
ひみこ
)
もそうである。かくて国家の統一は「祭事の
総攬
(
そうらん
)
」において遂げられた。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
その
煤
(
すす
)
けた
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
と書いた
掛物
(
かけもの
)
の
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
の前には小さなランプがついて二
枚
(
まい
)
の
木綿
(
もめん
)
の
座布団
(
ざぶとん
)
がさびしく
敷
(
し
)
いてあった。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
天鈿女命
(
あめのうずめのみこと
)
が、岩戸の前で、踊っている。鶏が大きく口をひらいて、鳴いている。
手力男命
(
たぢからおのみこと
)
が、岩に手をかけて開いたところに、
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
の美しい顔が見える。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
これを
稽
(
かんが
)
えると本統の祖先崇拝は、母系統を重んずる民にして始めて誇り行い得るはずだ。
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
を女神としたは理に合わぬなどの論がかえって理に合わぬと惟う。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
神武天皇が
橿原宮
(
かしはらのみや
)
に御即位になりまして後に、天津神の代表者として仰ぎ奉るべき
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
と、国津神の代表者として仰ぎ奉るべき
倭大国魂神
(
やまとのおおくにみたまのかみ
)
とを宮中にお祭りになり
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
▼ もっと見る
大昔
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
が、
多賀
(
たが
)
神社の地に御降りなされた時に、杉の箸をもって昼飯を召し上り、それをお棄てなされたのが栄えたと伝えて、境の山に大木になって今でもあります。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それ大君は、上古
伊弉冊尊
(
いざなみのみこと
)
、天日を
請受
(
こいう
)
け、
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
を生み給い、この国の君とし給いしより、天地海山よく
治
(
おさ
)
まりて、民の衣食住不足なく、人の人たる道も明らかになれり。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
天のワカ彦が
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
の返し矢で胸を射ぬかれて死んだのは藍見川の左側ですが、両面スクナのヒダ伝説によると、彼がミノへ出陣して矢で負傷して敗退した地点はブギ郡の下保で
安吾の新日本地理:07 飛騨・高山の抹殺――中部の巻――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
根
(
ね
)
の国に赴きたまわんとして
素盞嗚尊
(
すさのおのみこと
)
、まず
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
に、お別れ告げんと
高天原
(
たかまがはら
)
に参る。
弓道中祖伝
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「神代巻」や『古事記』に、
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
岩戸籠
(
いわとごも
)
りの時、
八百万
(
やおよろず
)
の神、
常世
(
とこよ
)
の
長鳴鳥
(
ながなきどり
)
を
聚
(
あつ
)
め互いに長鳴せしめたと見ゆ。本居宣長曰く、常世の長鳴鳥とは鶏をいう。常世は
常夜
(
とこよ
)
で常世とは別なり。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
璽光
(
じこう
)
様が
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
の生れ変りの如くに。
教祖の文学:――小林秀雄論――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
の
御
(
おん
)
子孫、神武天皇より九十五代の
帝
(
みかど
)
、後醍醐天皇第一の
皇子
(
みこ
)
、一
品
(
ぽん
)
兵部
(
ひょうぶ
)
卿親王
護良
(
もりなが
)
、逆臣のため亡ぼされ、怨みを
泉下
(
せんか
)
に報ぜんために、只今自害するありさま見置きて
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
璽光様
(
じこうさま
)
が
天照大神
(
あまてらすおおみかみ
)
の生れ変りの如くに。
教祖の文学:――小林秀雄論――
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
“天照大神”の解説
天照大神(あまてらすおおかみ)または天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、日本神話に主神として登場する神。女神と解釈され、高天原を統べる主宰神で、皇祖神である。『記紀』においては、太陽神の性格と巫女の性格を併せ持つ存在として描かれている。神武天皇は来孫。
太陽神、農耕神、機織神など多様な神格を持つ。天岩戸の神隠れで有名な神で、神社としては三重県伊勢市にある伊勢神宮内宮が特に有名。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
照
常用漢字
小4
部首:⽕
13画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“天照大神”で始まる語句
天照大神宮