“素盞嗚尊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すさのおのみこと75.0%
すさのをのみこと16.7%
スサノオ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翁 むかしの稲田姫は八股やつまた大蛇おろちに取られるところを、素盞嗚尊すさのおのみことに救われたが、ここにはそんな強い男もあるまいよ。
蟹満寺縁起 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
日本に於ても素盞嗚尊すさのをのみこと八岐大蛇やまたのおろちを退治した話は周知のことであり、支那では三皇の一人いちにん庖犠氏ほうぎし蛇身人首じやしんじんしゆであつたと伝へられ
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)
稲荷は「稲生イネナリ」の義にして、神代紀に保食ウケモチ神の腹中に稲を生ず、とあるに依て明なり。然るに後の書に素盞嗚尊スサノオの子、宇賀之御魂ウカノミタマ神、亦の名は専名三狐神ミケツカミとあり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)