“崇神”の読み方と例文
読み方割合
すじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天照大神あまてらすおおみかみがそうである。崇神すじん天皇がそうである。邪馬台やまたい卑弥呼ひみこもそうである。かくて国家の統一は「祭事の総攬そうらん」において遂げられた。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
秩父は我国でも古く開けた土地の部に入る可き者で、知々夫国造ちちぶのくにのみやつこの創置されたのは、崇神すじん帝の朝にあるといわれている。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
然るに、第十代崇神すじん天皇は、御肇国天皇はつくにしらすすめらみことと称せられ給ふ聖主で、神武御創業後の偉業を達成せられてゐる。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)