教祖の文学きょうそのぶんがく――小林秀雄論――――こばやしひでおろん――
去年、小林秀雄が水道橋のプラットホームから墜落して不思議な命を助かったという話をきいた。泥酔して一升ビンをぶらさげて酒ビンと一緒に墜落した由で、この話をきいた時は私の方が心細くなったものだ。それは私が小林という人物を煮ても焼いても食えないよ …
作品に特徴的な語句
ため もく さん 行方ゆくへ わか 看破かんぱ あやう はなはだ 阿呆あほ 骨張こっちょう ごう かげ 知悉ちしつ すが はず 泥酔でいすい 益々ますます しゃく よし 理窟りくつ 物差ものさし しか 無慙むざん はて 跳梁ちょうりょう 鵜呑うの 魂魄こんぱく 骨董こっとう もち 遁走とんそう 通暁つうぎょう 這般しゃはん 退 ばち なぞ 諸々もろもろ あきら 詮索せんさく 西行さいぎょう 裏附うらづけ せみ 虚空こくう 其処そこ 大嘘おおうそ ほか 嗜好しこう 喧嘩けんか わめ あき 叛逆はんぎゃく およ そな 奥義おうぎ おれ 何故なぜ 仰有おっしゃ 代物しろもの 仇心あだごころ また あらかじ ほとん 横槍よこやり 久米くめ 曖昧あいまい 接吻せっぷん あわ 恰好かっこう もてあそ まわ 沢山たくさん しり なお 実朝さねとも 定石じょうせき 字面じづら 嫩芽わかめ 妖怪ようかい ごと 女々めめ
題名が同じ作品
教祖の文学:――小林秀雄論―― (新字旧仮名)坂口安吾 (著)