“遁走”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とんそう97.4%
トンサウ2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疑りもする、信じもする、信じようとし思いこもうとし、体当り、遁走とんそう、まったく悪戦苦闘である。こんなにして、なぜ生きるんだ。
飛び廻る自動車も、忙しそうに歩く行人も、右往左往に悲叫ひきょう遁走とんそうする、あらゆる生物の、混乱の姿ででもあるかのように取られた。
火と氷のシャスタ山 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
匈奴フンヌ トホ遁走トンサウ
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)