“久米”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くめ97.4%
くめの2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてその妻は今の三輪田女学校長の真佐子である。この綱一郎は松山城下を少し離れた久米くめ村の日尾八幡ひおはちまんの神官の子であった。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
でなければ日本に於ては元亨釈書げんこうしゃくしょの記す時代にさかのぼって、大和の国久米くめの仙人あたりにしか許されなかった実演、でなければそれよりさき
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「あはははは、いかにも、おぬしは、修験者だったな、久米くめの仙人のように、地へ堕ちては、困りものだ」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)